数ある建設会社の中より、福祉施設建設に対応した札幌の建設会社を徹底調査!おすすめの建設会社の特徴についてご紹介します。建設会社選びのポイントや補助金情報についてもまとめていますので、ぜひ参考にして下さい。
福祉施設建設では多額の費用がかかることから、建設会社の選定に関しても慎重に行わなくてはいけません。ここでは、建設会社を選ぶ際の3つのポイントについて、それぞれ詳しく解説します。
福祉施設の施工だけでなく、不動産にも対応している建設会社であれば、土地探しといった手間も大きく省くことができるでしょう。単に土地を新たに購入するだけでなく、賃貸や建て貸しオーナーの紹介など幅広く不動産サービスを提供している会社を選ぶのがおすすめです。
福祉施設を開設するにあたっては、床面積やバリアフリー対応など細かな規定があるため、建築費用が高くなります。建設会社の中には、銀行融資や補助金申請のサポートを提供している所もあり、そういったサービスを上手く活用することで、スムーズに資金調達を行なうことができます。
福祉施設建設では立地選びも重要なポイントです。利用者が快適に過ごせるよう、周辺環境にも配慮しなくてはいけません。地域密着の建設会社であれば、希望する条件にあった土地を見つけてもらうことができるでしょう。また、施設に不具合がでた際も、すぐに駆け付けてもらえるメリットもあります。
サン設計事務所は、「環境」と「健康」を基本コンセプトに、福祉施設の設計を数多く手がけている一級建築士事務所です。建物で消費する年間エネルギー収支0を目指す「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」の普及に力を入れているのが特徴。2025年までに設計受注の50%をZEB物件にすることを目標に掲げています。
藤健工業は福祉施設の建設といったハード面だけでなく、事業計画書の作成や融資、市場調査などソフト面についても幅広くカバーできるサービス力を強みとしています。希望すれば、建て貸しオーナーの紹介も可能。また、新規事業者向けに、福祉施設の運営相談会も随時実施しています。
1964年創業以来、札幌を中心に福祉施設をはじめ様々な業態の建設を手がける宮川建設。新たに施設を建築するだけでなく、既存の建物を異なる用途に変更するリニューアル事業に力をいれているのも特徴の一つ。飲食店だった施設を幼稚園として再利用するなど、新築以外での提案も行っています。
「美しく愛される環境建築の創造を目指す」というコンセプトの下、自然の力を最大限に活かした設計を得意とするボンアーキテクツ。福祉施設においても、「デザイン性」「省エネ」「省メンテナンス」「温熱環境」「感染予防」「建物の寿命」といった6つのポイントを押さえた設計が魅力となっています。
泰進建設は、北海道の交通インフラを支える中央バスグループの建設会社です。自社が手がける建築物の中でも特に医療・福祉施設が多いのが特徴。また、建設だけでなく介護事業も手がけており、高齢者向け住宅の運営ノウハウを活かした建築プランの提案も期待できます。
飛鳥建設は明治16年創業と140年もの歴史をもち、北海道から九州まで全国に支店を構え、広く建築サービスを提供しています。社員全てが「建設コンシェルジュ」として、コンサルティングから設計・施工・アフターサービスまでワンストップで提供する仕組みを構築しているのが特徴です。
戸田建設は、国内外で建築をはじめ土木や投資開発、再生可能エネルギーなど幅広く事業展開している企業です。全国で大小規模を問わず、数多くの医療・福祉施設の建設を手がけており、豊富な実績とノウハウに基づき、細かなニーズにも対応してもらえるのが魅力となっています。
苫小牧本社のほか札幌にも拠点を構え、地域密着で福祉施設の建設サービスを提供する大鎮キムラ建設。土地探しから建て貸しオーナーとのマッチング、銀行融資の相談、資金計画作成のサポートまで幅広くサービスを提供し、福祉施設の開業までワンストップでサポートできる対応力が強みとなっています。
北海道では、高齢者福祉施設を対象に施設の新築費用を補助する「老人福祉施設等整備事業費補助金」を設定しています。補助金申請に関する窓口は、各振興局社会福祉課(札幌の場合は石狩振興局)となっていますので注意しましょう。
他にも、札幌市では「グループホーム新築費補助事業」など障がい者施設向けの補助金制度を設けて、福祉事業者のサポートを行っています。
対象となる施設や手続き方法など、それぞれ細かく規定されていますので、申請を行う前に各自治体に確認を取るようにしましょう。